知っておくと便利!スカートやパンツの裾の種類
スタイルの印象づくりに一役も二役も買っているスカートやパンツ(ズボン)の「裾」。
裾の種類によって、控えめにしたり、甘め、シャープ、セクシー、ワイルドと様々な表情を見せてくれます。
あなたのファッションを豊かにしてくれるだけでなく、裾がほつれないための機能的な役割をはたしている裾にはたくさんの種類があります。
あなたはいくつ知っていますか?
知っておくと便利!スカートやパンツの裾の種類
【アシメトリー】
左右非対称のスタイル。
片方が長く片方が短く、スカートやトップスによく見られます。
(ちなみに左右対称は「シンメトリー」ですが、通常の衣類は左右対称なのであまり意識して呼ばれることはありませんね)
【オーバーラップ】
巻きスカートタイプのスカートによく見られるスタイルです。
どの長さのスカートにもよく合い、動きやすく通気性にも優れています。
丈の短いデザインは「山スカート」と称されたりして山ガールたちに人気です。
【カーブ】
円形スカートによく見られるスタイル。
女性らしい流れるようなシルエットを出すことができます。
【スカラップ】
帆立貝(スカロップ)・波型もしくは半円を逆さにしたターンが
裾の部分にくるスタイル。
【スリット】
脇や前後に入る切り込みのこと。ベンツと似ている。
脱ぎ着したり動きやすいというメリットがありますが、デザイン目的のことも多いです。
スカート、パンツ、ジャケット、シャツなどあらゆる衣類に使われています。
【ベンツ】
脇や前後に入る切り込みのこと。
スリット同様、脱ぎ着したり動きやすいというメリットがありますが、
スリットと違う点は「持ち出し部分」があるということ。
スリットは、スリット部分が開いたら肌などが露出しますが、ベンツでは後ろ部分(持ち出し)が出ます。
ジャケットやスカートの前後の中央部分でよく使われます。
【ドローストリング】
紐で締めるようなデザイン。
デザインによっては可愛くなりますが、最近ではこういったディテールのあるスカートはあまり見かけません。
【バルーン】
裾でギャザー寄せられている(裾絞り)のスタイルのこと。
バルーンスカートなどと呼ばれる。
【ハンカチーフ】
ハンカチが吊るされているようなスタイル。華やかな印象になる。
ハンカチーフヘムなどと呼ばれる。
【プリーツ】
制服などでお馴染みの裾。
ミニでもロングでもよく合います。
【バイアス】
生地を45度に裁断して作られたスカート。
斜めになるので伸縮性があり、体型にフィットし、また動きが出ます。
【フリル】
フェミニンな印象を与える裾のデザイン。
ミニ丈からミモレ丈までによく合います。
【フリンジ】
デニムスカートによく見られるような生地の端の部分をわざと出したデザイン。
舞台衣装でも裾から紐やリボンをぶら下げたようなものがよくみられます。
ぶら下がっているスタイルは動くたび揺れるので表情豊かになります。
【リブ】
ニット地を使った裾。
(画像は全体的にニット地が使われています。裾だけがニット地というデザインはあまり見られません)
【レイヤード】
生地を何層か重ねたスタイルの裾。
色や生地を買えることで何通りものバリエーションになる。