知っておきたいコートの形・種類の名称(レディース)

2018年7月7日

寒い季節には必須のコート。
デザイン次第では甘いコーデやキリリとしたコーディネートに仕上がります。
体型カバーをしてくれるデザインを選べば、すっきりとしたシルエットにまとめることも可能です。

その日のコーデを完璧にしたいなら、そのコートが合うかどうか姿見で全身をチェックするのがおすすめです。

 

知っておきたいコートの形・種類の名称

【ケープコート】

袖のないコート。フロントをボタンで留めるデザインがほとんど。
ウエストの辺りに手を出すためのスリットがあるデザインもある。

 

【コクーンコート】

シルエットが繭(まゆ・コクーン)のようになるタイプのコート。
丸みを帯びた上品なシルエットなので、女性向け。
ウエスト周りがゆったりしているため、体型カバーにも便利。

 

【ステンカラーコート】

一般的なコートのスタイルでゆったりフィットするものが多い。
ラグランスリーブ、セットイン、ドロップショルダーなど様々。
レインコートにもよく使われるスタイルです。
素材や色を変えるだけでエレガントになったりマニッシュに決まります。

 

【ダッフルコート】

木製・金属性などの「トグル」と呼ばれる留め具によりボタンの留め外しをする。
膝上の着丈で、通常はフードがついている。

 

【チェスターコート】

緩やかにフィトした、ダブルボタンのコート。
スタンドカラーで上襟またはラペルがベルベットの場合がある。

 

【トレンチコート】

戦時中、レインコートにもなりうる丈夫なコートの必要性から考え出されたコート。ダブルボタン、スタンドカラー、エポーレット、肩ヨーク、バックルつきのベルト、スラッシュポケットが特徴。

 

【ダウンコート・ダウンジャケット】

羽毛や化繊の綿が詰められたジャケット。
保温性に優れている。

 

【ピーコート】

ダブルボタン、膝上までの着丈、垂直型のスラッシュポケット、スタンドカラーと大きなラペルが特徴。色はネイビーが多い。

 

【プリンセスコート】

ウエストが絞ったデザイン、シングルボタン、肩から裾までの長いラインが特徴。
裾はややフレアなカットになっており、フェミニンな印象になっている。

 

【ミリタリーコート】

軍隊で兵士たちが来ていたコートのデザインを取り入れたコート。
戦場で実際に使われてただけあって、実用的であり機能的。
モッズコート、モッズジャケットなどとも呼ばれる。

 

【ラップコート】

シンプルなラインのコート。ボタンがないため留め外しが楽。
ベルトでフロントを留める。体型に合わせてウエストを調節することができる。

 

【スウィングコート】

裾に向かってフレア状になっているコート。

 

【カーコート】

形は様々。昔の車の多くがオープンカーだったため、
アウトドアスポーツとしてドライビングする際に使用されたコート。
車が普及し始めたころは、男女ともに着用されたが現在では男性用が多い。