ネックライン(首周り)の種類
服のネックラインはあなたの顔、首、デコルテ、さらには肩のラインを美しく演出してくれる大事なパーツ。
あなたにあったネックラインを知っておくことで、ミスをすることなく賢く服を選ぶことができます。
あなたはいくつ知っていますか?
ネックライン(首周り)の種類
【ラウンドネック(丸首)】
一般的な丸い襟。Tシャツによく見られる。
ほとんど「クルーネック」と同義で使われています。
【スクエアネック】
どのような素材にもあう人気のネックライン。
多くの体型に合う。
【Uネック】
スクエアネックの変形。
スクエアネック同様に多くの体型に合う。
【ホースシューネック】
Uネックと似ているが、馬蹄(ホース・シュー)のように
「U」の底部が広い。
【スイートハートネック】
スクエアネックをさらに変化させたもの。
胸元がフェミニンになり、デコルテ部分をきれいに見せてくれます。
【Vネック】
最も人気のスタイル。
どんな素材にも合い、カジュアルでもフォーマルでもOK。
知的にもセクシーにもなる便利なスタイル。
あらゆる体型に合う。特にポッチャリ型の40代は首とデコルテ部分がスッキリ見えるのでお勧め。
【インセットネック(胸当て付Vネック】
Vネックのパリエーション。
胸当てがあるので、胸元を必要以上に露出したくない場合に便利。
レースなどの素材を用いるとフェミニンな印象になる。
「重ね着風」とも呼ばれているようです。
【エンベロープネック】
前身ごろの肩に、後ろ身ごろの肩が覆いかぶさるようなスタイル。
ベビー服によく見られる。
【キーホールネック】
ラウンドネック(丸首)の胸元に切込みが入ったスタイル。
鍵穴のような形になるのでキーホールと呼ばれる。
カジュアルなスタイル、スポーツウエアによく見られる。
【スクープネック】
「すくいとる」という意味のネックラインですが、ラウンドネック(丸首)をもっと深くしたスタイル。
デコルテ部分を大きく見せ肩まで続いているので女性らしいラインを出すことができます。
【スラッシュネック】
鎖骨を通して肩から肩へ一直線になったネックライン。
「スラッシュ」とは「スパッと切る」という意味で、ネック部分を一直線に切ったような形であることに由来している。
【ボートネック】
スラッシュネックと似ているが、鎖骨部分に丸みがあるので鎖骨と肩の一部が見えるスタイル。
【ドレープ】
スカーフを巻いたように、胸元にゆるやかに服地がまとった状態。
優雅な印象を与えるので、フォーマルな機会にもOKなスタイル。
【ドローストリングネック】
襟の紐を引き締めることで襟を開閉できるスタイル。
リラックスした印象を与える。
【バレリーナ】
バレリーナの衣装によく使われる。
肩とデコルテ部分が大きく出るスタイル。
【ファンネルネック】
身頃部分から体のラインに沿い首の方まで伸びた立ち襟のようなスタイル。
ファンネルとは「漏斗(ロート)・じょうご」の意味。
ロートがさかさまにしたようなネックスタイル。
【フリルネック】
フリルがあしらわれたネックライン。
とてもフェミニンであり、素材、フリルの量により表情が変化する。
【ヘンリーネック】
やや深めの丸襟のフロント部分にボタンがあしらわれている。
ボタン部分は開封できたり、飾りのみの場合がある。
【ホルターネック】
初夏・夏のスタイル、もしくは水着に見られるスタイル。
帯状のバンド・ストラップを身頃から伸ばし首にかける。
【アメリカンスリーブ】
ホルターネックに似ているが、ストラップで見ごろをつるした状態ではなく、首からわきの下のラインまで一直線にカットされており、肩エリアが全体的に露出している。
【タートルネック】
いわゆる「とっくり」のこと。
【カウルネック】
ドレープネックと似ている。
首回りに生地をたっぷり使ってドレープを作り出している。
【ショールネック】
ショールをかけたようなスタイルになることに由来している。
いわゆる「ヘチマ襟」。